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ビリー・ジーン・キング

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ビリー・ジーン・キング


Billie Jean King
1943年11月22日生まれ
アメリカ・カリフォルニア州ロングビーチ出身
女子テニス協会(Women's Tennis Association, 略称 WTA)を設立し、女子テニス界のシステムを変革した選手として、女子スポーツに革命的な影響を及ぼした。

1961年のウィンブルドン女子ダブルスにてカレン・ハンツェとペアを組んで初優勝。
1962年と1965年にも優勝。
女子シングルスには1963年に初進出するも、マーガレット・スミスに敗れて準優勝。
1965年にラリー・キングと結婚して「ビリー・ジーン・キング」夫人と名乗るようになる。
1966年のウィンブルドン女子シングルス決勝戦でブラジルのマリア・ブエノを 6-3, 3-6, 6-1 で破り、初優勝を達成。その後1968年までウィンブルドン女子シングルスに3連覇を達成。
1967年、全米選手権で初優勝。
1967年はウィンブルドンと全米選手権の2大会連続で「ハットトリック」(同一大会で女子シングルス・女子ダブルス・混合ダブルスの3部門をすべて制覇すること)を達成。
1968年、全豪選手権で女子シングルスと混合ダブルスの2部門で優勝。
1968年の「オープン化」措置の後、直ちにプロに転向する。
1968年、ウィンブルドン選手権で女子シングルス3連覇とダブルス5勝目を記録。
1970年から1973年までウィンブルドンの女子ダブルスに4連覇を達成。
1971年、キング夫人は全米オープン2勝目も含めたシングルス年間17勝、ダブルス21勝を挙げ、年間獲得賞金額が10万ドルを突破した最初の女子選手になった(11万7千ドル)。
1972年の全仏オープンで、女子シングルスとダブルスの単複2冠を獲得。これにより「キャリア・グランドスラム」を達成する。
キング夫人はアメリカで1970年代初頭に起こった男女同権運動でリーダーシップを取り、男子選手たちから離脱した「女性によるテニスツアー」を提唱した。これが1973年に発足した「女子テニス協会」の原型となる。

1973年9月20日、ビリー・ジーン・キング夫人は当時55歳になっていた往年の男子選手、ボビー・リッグス(1918年 - 1995年)と有名な「男女対抗試合」を行った。リッグスはその4ヶ月前、5月13日の「母の日」にマーガレット・コート夫人に挑戦を申し入れ、当時「テニス界で最も有名な母親」として知られたコート夫人を 6-2, 6-1 で圧倒した。この後、リッグスは「私は男女同権運動を代表するビリー・ジーン・キングと試合をしたい」と声高に叫び、キング夫人への挑戦を宣言する。2人の男女対抗試合は“The Battle Of The Sexes”(性別間の戦い)と銘打たれ、大々的な告知が行われた。9月20日にテキサス州ヒューストンで行われた試合会場には3万人を超える観客が集まり、テレビ中継でも大勢の人々が見守った。キング夫人はリッグスに 6-4, 6-4, 6-3 のスコア(5セット・マッチのため、3セットのストレート勝ち)で勝利を収め、女性の持ち得る力を証明した。この試合をきっかけに、興行としての「女子テニス」が発展し始め、キング夫人はその後も女性の権利のために戦い続けた。この姿勢は、後にマルチナ・ナブラチロワに大きな影響を与えることになる。

1975年のウィンブルドンで最後の4大大会女子シングルス優勝を飾る。
1979年、ウィンブルドン女子ダブルスでマルチナ・ナブラチロワとペアを組んで6年ぶり「10度目」の優勝。
1987年に国際テニス殿堂入り。

その後、1997年を除いて1995年から2001年までフェドカップのアメリカ代表監督を務める。
1996年アトランタ五輪と2000年シドニー五輪でオリンピックの米国女子テニス代表の監督を務める。
2006年の全米オープンでは、偉大な業績を讃えて、ニューヨーク・フラッシングメドウの大会会場に「USTA ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター」の名前が与えられた。

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